曽於市のしゃらこども園は、豊かな思いやりのある心、知的好奇心や遊び心のある保育、教育、基本的生活習慣の育成等を通してまことの保育(仏教精神に根ざした保育、教育)を目指しています。

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保育コラム

こんな性格だから・・・修行ということ

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先日、ある事件(保護責任者遺棄)の傍聴に行ってきました赤ちゃんをみるべき人が責任放棄して赤ちゃんが餓死した事件でしたいろいろな事実が明らかになると、(とてもここでは書けないような)悲惨な時間を赤ちゃんがすごし、最後の時を迎えたことは筆舌に尽くしがたい苦しみであったろうと検事が述べました。おそらく裁判員の方々も同じように感じたことでしょう。判決は求刑通り、母親に5年、その友達に4年6ヶ月の実刑判決でした。その中で、私が特に気になった母親の言葉があります。検事「あなたはあかちゃんをほっぽって不特定多数の友達の所を泊まり歩いていましたね」母親「私は誰かと一緒にいないとさみしい性格...

生き様が死に様になる

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ZARDの坂井泉水さん、亡くなられましたね。私の世代では、あの坂井さんが・・・という驚きで、第一報を見たときは、声も出ないくらい驚きました。もともとがミステリアスな方向で売り出していたからなおさらです。しかし、それも現役大臣の自殺、という報に接して吹っ飛んでしまいましたが。 ZARDのヒット曲に「まけないで」という歌があります。軽快なテンポの歌でよかったですね。 ふとした瞬間に 視線がぶつかる    幸運(シアワセ)のときめき 覚えているでしょ    パステルカラーの季節に恋した     あの日のように 輝いてる あなたでいてね     負けないで もう少し 最後まで 走り...

忍辱(にんにく)という修行

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忍辱(にんにく)という修行仏教の特徴に修行をする、ということがあります。するとたいていの方は、「火の上を渡ったり、滝に打たれたりすることか」とお考えになると思います。つまり、身体を痛めつけることが修行である、と思われているようです。お釈迦様は29歳で出家されて35歳まで激烈な「いわゆる」修行をされたようです。骨と皮になった仏像を見たことはありませんか。苦行仏といいます。しかし、身体を痛めつけることでは悟りは開けないと自覚され、座禅を組まれたようです。その後、お悟りをえられたのが、今からおよそ2,400年前、12月8日明け方といわれています。では、仏教における修行とは何なのか...

象の仕事

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昔インドでは、象はいろいろなお仕事に携わっていたようです。 もっとも、現代でもインドを旅して町を外れると、象やらラクダ、牛、羊、猿、くまなどの動物が仕事をしているところを見れます。そんなインドに動物園はないだろうと思っていたのですが、ちゃんとあるんです。はたしてどんな動物がいるのやら。 実は数年前にカルカッタの動物園に行きました。ガイドからはなんでそんなところにいくのか、と不思議がられました。めずらしい虎がいる、ような話を聞いていたのですが、広大な動物の飼育場は、草が茂り虎の陰は全く見えませんでした。象はいっぱいいました。印象深いのは、サイです。広い飼育場を、どすどす走りま...

頭休めて心に力を

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「頭休めて心に力を」を題に、芥川賞受賞作家の臨済宗僧侶、玄侑宗久さんが宮崎市で講演されたと新聞に載っていました。 玄侑さんは、心が持っている力を導き出すには、原因と結果を考える思考法から離れ、さまざまな現象を言葉でくくる概念を捨てることで心の力は自在に発揮されると解説されたそうです。「こうすればこうなとる思い、自分の思ったようにコントロールするという思想は都市の思想。実際は何が起きるのか分からないのだから、コントロールしようとせずに、その日一日出来ることをしっかりすることが大切」と話されたそうです。 このことを私なりに考えてみますと、努力すれば出来るというのは間違っている。...

支え合おう 敬いあおうみんななかまだ

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漢字の成り立ちを考えるときに、必ず出てくるお名前が白川静先生です。 本場中国の研究者より革新的な漢字の解釈をされた先生で日本の誇りです。 漢字が占いや呪術、政治を元にしていることがよく分かります。 「幸」さち、という字について考えてみます。 幸はしあわせ、幸福の「こう」です。 現代ではほとんどこの使い方をしますが、もともとは海の幸、山幸、といった、 なにか恵まれたものを表す言葉です。 わたしの祖母が「幸」と書いて「コヲ」という名前だったのも、明治時代の食べるのも苦しい時代に、せめて幸多き人生を、という気持ちがこもっていたと思います。 では、もっと時代をさかの...

反省

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「仏道 人生の事実から目をそらさない生き方」 「超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか」(リチャード・ワイズマン著 文藝春秋社)を読んでみた。 この本の内容は「最先端科学実験が明かすヒトの認知システムの盲点」です。 ヒトの脳は「自分が見たいもの」しか認識できず、「意味のないもの」にも意味を見だしてしまう。その錯覚を利用すれば、だれでも「百発百中の占い師」になれる。「百発百中の占い師」の正答率を計算すると、一般人のそれと変わらなかった。 鏡に映ったゴム製の義手を「自分の手」と錯覚してしまうヒトの認知システム。「魂が肉体から分離した」と感じるのは、脳の一時...

6月の題歓喜(かんぎ)・・・つよくのびます

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昔、インド地方でのお話し 仏さまの教えを大事にする王様が、教えを伝えるお坊さんに供養をしようと食事の計画を立てました。 国中からたくさんのお坊さんがやってきて、王様の食事を頂きました。 その中に、一人、特にみすぼらしいお坊さんがいました。 そのお坊さんは大変立派な方で、厳しい修行のため服や袈裟がぼろぼろになっていました。 お城に入ろうとすると、門番が、「きたならしい者はお城には入れない、出て行け」といいます。 お坊さんはお城から離れた木陰に行くと、神通力で立派な服と袈裟を身にまとって、再びお城に入ろうとしました。 すると門番は、「これは立派なお坊様、ど...

あなたがいてくれたから

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『あなたがいてくれたから がんばれたよ』 がんばれ、というのが苦手です。 がんばったね、とはいえるけれど、でも、がんばれ、と人には言いづらい。 ですから、私ががんばれた、という経験を恥ずかしながらご紹介します。 私だけかもしれませんが、悩んだり苦しんだりしたときに、泣ける歌を聴いて涙して感動すると、その後妙に元気が出てくるのです。 いまマイブームなのは谷山浩子さんの歌です。えっ、知らない・・・ググって下さい。 『沙羅双樹』  谷山浩子 作詞

「沙羅 あなたの孤独が突然私に見えた (中略) 沙羅 あなたの孤独が私の孤独のように...

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