曽於市のしゃらこども園は、豊かな思いやりのある心、知的好奇心や遊び心のある保育、教育、基本的生活習慣の育成等を通してまことの保育(仏教精神に根ざした保育、教育)を目指しています。

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保育コラム

食べて飲んで語る

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朝日新聞平成28年10月29日土曜日版 作家の口福 赤坂真理 より「あなたも、私も、食べる」水俣に行かれた赤坂さんの話です。元々は水俣には美しい海と塩田があったところに、近代農業を支える肥料づくりの会社が進出しメチル水銀をばらまいた。その毒を食べた生き物たちが「超重度の食中毒」を起こしたのが水俣病だと言えるとわかった。小さな弱い生き物から有機水銀に侵され、胎盤を通して胎児にまで食中毒が広がったということだ。権力や経済による食のコントロールから始まり、徹頭徹尾、食と関わった病であるから悲しい、必ず何かを食べるのだから。水俣を訪れて、水の甘さ、温泉の心地よさ、食べ物も酒もおいし...

平成28年10月5日(水) 自分のこと、人の事

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先日来のササゴイ騒動、4日目に箱の中で冷たくなっていました。前夜、食べさせたえさを吐いて、片目をつぶるような仕草をしていたので、少し危ないとは思っていましたが、まさか死ぬとは。横たわり、足をぐっと握るように縮めていました。それなのに、目は、きれいなままで見開かれていました。わずか4日間のつきあいでしたが、せめて自然に帰してから、と思うのは、勝手な妄想なのでしょう。自然に帰しても、たいそう厳しい時間を過ごしたと思いますが、写真にあるようなりりしい姿を見たかった。庭に埋めるときに、目をつぶらせようとするのですが、どうしてもつぶってくれません。おまえのせいで、というようなみみっち...

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死が満ちている

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私の周りは死で満ちあふれている。先日、福岡の博多座で『エリザベート』を見てきました。主役は勿論、ハプスブルク家神聖ローマ帝国最後の皇后、エリザベート、そして、トート閣下。トートとは、ドイツ語で、「死」を意味します。つまり、『エリザベート』は、「死」を愛せるかという物語なのです。それはそうと、先日来、身の回りで悲しい出来事がありました。園の庭に、見慣れない幼鳥が落ちていました。ペリカンのような口を持ち、足が緑色していました。ササゴイの幼鳥でした。歩くには歩くのですが、羽が折れているように見えました。どうしようもなく、親がいたらなんとかするかも、とそのままにしていましたが、猫に...

為楽願生?

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今日は龍谷大学名誉教授の故浅井成海先生のお話を参考にさせていただきました。 「仏さま、毎日こんなに悲しいのであれば、早くお迎えにきて下さい。」とおっしゃる方がいますが、それは間違った受け止め方です。 「為楽願生」といって、楽しみを求め「苦しみ」をのがれて、阿弥陀仏の国に生まれたいと願うのは誤りなのです。 極楽浄土はおさとりの世界ですから苦しみ、悲しみから解放されますが、それはこの世の延長ではありません。つまり、私の願いや欲望がかなえられる世界ではないのです。ですから、私が「苦しい」とか「悲しい」とか言っている、その受け止め方自体が間違っているのです。おさとりとは 「あらゆる...

自然が教えてくれるもの

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 自然が教えてくれるもの  清水國明『ないおん』「私の雑記帳」より」 人間はもうこれ以上、自然から遠ざからない方がいいと思っています。私が子どものころは、近所のお兄さんやおじさんが川や森へ連れて行って、魚の捕まえ方や森での遊び方を教えてくれたものです。近頃はどうでしょう。子どもに声を掛けると、おびえたように逃げていってしまうのですが、見知らぬ人に声を掛けられたら逃げなさい、と繰り返し教えられているのですから、どうやって自然の中で遊ばせたらいいものか、途方に暮れているのだそうです。 私は幸いにして自然たっぷりの田舎で育ち、野山を駆けめぐって子ども時代を過ごすことが出来ました。...

忘れない

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熊本震災の後、3回、益城町のお寺に行きました。熊本のお西のお寺に限っても全壊が5、6件といわれています。そのほか、被害があったお寺、神社は数知れず、ほとんどの施設が地震の被害に遭っているといってもいいでしょう。行ってみて分かりましたが、外から見て問題がなさそうでも、地盤が動いて全壊扱いの建物が結構あるようで、地震のすごさに驚くばかりです。3回いったのは、倒壊した本堂の後片付けの手伝いでした。まず、瓦の撤去が大変でした。瓦の一枚一枚がとても重くて、そして取り除いてもいつ終わりが来るのやら、永遠に瓦が出てくるような気がするくらい大量の瓦が散乱していました。こんなに重くて沢山の瓦...

めちゃくちゃ

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諸行無常という言葉があります。仏教用語としても普段の日本人の考え方にも大きな影響がある言葉だと思います。なんとなく分かるとは思います。茶碗が割れた、それも諸行無常よ、形あるものは壊れる、ということです。しかし、もっときつめの解釈もあると思います。では、どのようにいうかといえば、「世の中、めちゃくちゃ」ではどうでしょうか。話をかえます。うちで犬を飼っています。10才になりました。左の太ももあたりに前からイボのようなものができていました。最近、形がいびつになり血が出てきました。お医者さんの診断では、これは悪性の腫瘍の可能性があるので手術して取った方がいい、といわれました。また、...

福島のこと

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3月のはじめに、福島県、宮城県に行ってきました。お寺の仲間、6名で行きました。初日は福島県いわき市のハワイアンズというホテルに泊まりました。震災の後、復興の象徴として再開された、映画にもなったホテルです。こんなことをいうと失礼ですが、田舎の町に、忽然とハワイアンズが立っています。もう、笑っちゃうくらいハワイアンズの名称が浮きまくっています。申し訳ありません・・・・しかし、ホテルの中に入ると状況が一変します。私は夜遅くに到着しましたが、ちょうどハワイのダンスのショーが始まっていました。とても迫力があり、外の寒さを吹っ飛ばすくらい華やかで楽しいショーでした。温泉は何カ所かに分か...

2月15日は涅槃会

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2月15日は涅槃会(ねはんえ)でした 涅槃会はお釈迦様がお亡くなりになった日といわれます。実は、はっきりした日や年月は分かっていませんが、まぁ、気にしないで下さい。 日本では2月15日が一般的ですが、それぞれの国で違うようです。 お涅槃の絵を見ると、菩薩も人も動物も虫もみな悲しんでおられます。子供と一緒に、「あっ、ここにアリがいるよ」「大きなぞうもいるね」と見てくださると、楽しみながら仏さまにふれられるのではないでしょうか。 お亡くなりになる仏がなにを残されたか、感じてみてください。涅槃図と検索して下されば、出てくると思います。 寝仏(ねぼとけ)を見ました! ある時、知り合...

いい加減

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20年ちょっと前、結婚から一年たって新婚旅行のようなものをしました。トルコ(ターキー)のイスタンブールに寄る行程でした。先日、ブルーモスクそばの広場で自爆テロがあり、あぁ、あそこはトルコ人に「あんたは中国人か」と聞かれたところだったと思いだしました。ずいぶん物騒な所になったものです。こうした事件を見ると、ISなんてとんでもないなぁ、日本は良かった、と思います。しかし、日本人もそんなに威張れたものではありません。わずか140年前の江戸末期から明治初めは、とんでもない暗殺が行われていました。それは明治維新と言われる時代です。あの頃の一般的なイメージは、頭の固い幕府を、やわらかな...

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