2023年
あなたの答えは正解です
ナンシー関さんと聞いてピンと来る人はもう少なくなりました。お亡くなりになって21年になるんですね。芸能界をテレビの視聴からニヤリとさせる消しゴム版画家芸能コラムニスト、とでもいうのでしょうか。 彼女がいうには、クイズ番組の人気があるのは、考える喜びや知識を求めているわけではなく、ひたすら正解の快楽を求めているというのである。なるほど、ピンポーンと正解のベルを聞くとなんだかうれしくて、正解の意味はどこかに吹き飛んでいくようです。 最近はやりのユーチューバーの人気の理由は、論破、といって相手を言葉でねじ伏せることが快楽になっているからではないでしょうか。論破されると無性に悔...
この記事を詳しくみるしゃら楽習クラブ4月の様子
叱り上手と叱られ上手
以前新聞のコラムで五木寛之さんが叱ることの難しさを書いていました 叱るときの三つのルールがあって、一つ、感情的にならないこと、一つ、出来事を叱っても人格を叱らないこと、一つ、長時間グズグズ文句を言わないこと、と言われる。確かにそうだが、あうんの呼吸というか叱られる側の態度により要領よく叱ることが難しくなるとも言われる。 素直に非を認めてさっぱりと謝ってくれればいいが、「いや、そう言われても、云々」と反論してくる手合いもいる。叱られ上手も才能の一つかもしれない、ということでした。叱るのも叱られるのも才能か。 私も叱ることの難しさにいつも悩まされています。先日も道具を洗う...
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