不可能とは可能性
ボクサーのモハメドアリ氏の言葉を以前紹介したように思います
不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ。
不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。
不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
不可能とは、誰かに決めつけられることではない。
不可能とは、可能性だ。
不可能とは、通過点だ。
不可能なんて、ありえない。
そうかねぇなんておいますが、思わぬところでこの言葉の意味がしみてきました
ビッグコミックオリジナルの今年9月20日版掲載、第11回青年漫画賞「松本大洋賞」受賞作
「野球で話せ」
これはじっくり読ませてくれて、読後にもう1回読んでみようと思う作品でした
書かれたのは中原とほる氏
この賞の史上最高齢受賞者になります
御年81才
これは勇気をもらえますね
どんな思いで漫画を書き続けたのでしょうか
賞をもらえないことに不満をいうことはないように思います
ひたすらに描いて、出版社に、どうだ、と問うているようにも思います
久しぶりに心が豊かになった出会いでした
釈 慈明