不可能という意識
野球のメジャーリーグに在籍する大谷さん、10年1,015億円の契約を結びました。
途方もないものですが、その実績、将来性を考えるとそうなのかな、と納得です。
ちなみに、私は年末ジャンボ宝くじの10億円を狙って夢を描いていますが、大谷さんと比べると小さな?夢に見えますね。
テレビでは、過去の日本人メジャーリーガーが入団するときの映像が流れていました。
みんな、晴れがましくうれしい表情でした。世間の評価はそこそこはできるだろう、だったと思いますが、日本人がまさか最多勝やホームラン王をとろうなんてことは考えていなかったと思います。
ただ、野茂選手は違ったように思います。私見ですが、顔つきからやってやる、という気迫がありました。おそらくだれも、野茂選手があそこまでやるとは期待していなかった中での渡米でした。私は近鉄が日向キャンプに来たときに野茂を近くで見ましたが、大きくてびっくりしました。日本人だって大きい人がいるのに、パワーでは負けると、はなから考えていることが壁になっていたように思います。
うさぎと亀の競争の話を思い出します。亀が勝った理由は、亀の目標がゴールにあったからといいます。うさぎは亀の方を見て自分の力具合を加減してしまったから不覚をとってしまったのです。
大谷さんは、メジャーだどうだ、という枠組みで考えているのではなく、野球を極めたいという思いで努力して結果を残した希有な人です。
目標を設定したら、最初から周りの環境や自分の現在の力を過剰に忖度することなく、目標に向かって努力していくべなのでしょう。
私も少しでも近づきたい
モハメド・アリいわく
不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ。
不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。
不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
不可能とは、誰かに決めつけられることではない。
不可能とは、可能性だ。
不可能とは、通過点だ。
不可能なんて、ありえない。
釋 慈明