草刈りは早めに
草が旺盛に成長しています。
梅雨から先、何回刈ったことでしょう。有り難いことに、保護者の有志の方がご家族も手伝いに来ていただいて草刈りをしてくださっています。
私も、もう少し力を入れねばならないと、ビーバーをもって草刈りをしました。しかし、あることに気づきました。
草がある程度伸びてから一気に刈ればいいが、と思っていた場所を先日刈りました。
しかし、長く伸びた草は容易に刈ることができません。ビーバーの歯に長い草が巻き付いてうまく切ることができないのです。何回もビーバーを止めて挟まった草を取る作業をしなくてはなりません。結果的に作業が進まないのです。
しまった、適当なところで切るべきだったと反省です。
そこで思ったこと。
はじめのちょっとした過ちをそのままにしていると、それが大きくなって後から解決しようとするには大きな努力が必要になる、ということです。
小さな生き物を殺して遊んでいるのを見過ごしていると、いつの間にかそれが猫になり・・・・。
小さな生き物のいのちにも敬意をもつことを教えていかないと、人としての道を外してしまう可能性があるということをあらためて感じました。
言葉も一緒です。小さな言葉の応酬が大きな恨みや痛みにつながることもあります。
草は早めに、悪い行いも早めに刈っていくことを心がけたいです。
とはいえ、暑すぎてつい後回しにしてしまうこと、反省します。
釋慈明