曽於市のしゃらこども園は、豊かな思いやりのある心、知的好奇心や遊び心のある保育、教育、基本的生活習慣の育成等を通してまことの保育(仏教精神に根ざした保育、教育)を目指しています。

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恐竜の末裔

恐竜の末裔は鳥になった、と言われています
よく見ると、確かに恐竜のような形をしています。
あまりに巨大化した恐竜たちは気候の変化に対応できずに絶滅し、残ったもの達は鳥になった、という事だと思います。
とはいえ、恐竜の時代は人間の時代と比べることのできないほど長く続きました。一説には1億6千万年といわれます。
すごいですね。絶滅とはいえ、人間の時代なんてもう終わりが見えているようで吹けば飛ぶようなものなのでしょう。
さて、鳥は空を飛ぶためにいろいろと身体を変えてきました。
重くなるのは徹底的に排除されます。
骨は中空、身体を毛で覆って余計な脂肪がなくても体温を維持できるようにしています。
呼吸器や筋肉も飛ぶために発達しました。
そこでですね、
鳥たちはどうして空を選んだのか想像してみます。
地上では食べるものと食べられるもの、常に危険があります。最強の恐竜でも少し隙があればやられます。
そんな世界から飛び出そうと空を見上げていた恐竜たちがいっぱいいたのではないかと思います。
空を飛んでも争いはありますが、地上よりはまし、と考えたのではないでしょうか。
苦しいときに、空を飛んでどこかに行きたい、と思うことはありませんか。
古代中国では鳥は神の声を伝える神秘的な生き物と定義されています。
肌の色の違いや伝統の違いで憎しみ合い、よりよい生活を求めて他をむさぼるような人間という恐ろしい生き物がうろうろしている地上はそのうち絶滅するだろうと、大きな目で見ているのが鳥のように思えます。
それが証拠に、地上に降りた鳥、鶏やアヒルなどは徹底的に人間に食べられています。地上はろくなもんじゃないな。

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