曽於市のしゃらこども園は、豊かな思いやりのある心、知的好奇心や遊び心のある保育、教育、基本的生活習慣の育成等を通してまことの保育(仏教精神に根ざした保育、教育)を目指しています。

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自分に合った進度で学習できれば

朝日新聞の記事で、1週間のうちの教室の授業(国語)でデジタル機器をどのくらい利用しますかという調査がありました。(2018年)
一番多かったのはデンマークで1時間以上が68.7%、アメリカが18.6%、韓国が19.1%、ドイツ5.6%、日本は3.0%
利用しないが、同様に6.4%、24.2%、53.6%、61.9%、日本が83%でした。

日本は少ないですね。ところが、学校外での平日のデジタル機器の利用状況では日本が突出しています。
ネット上でチャットするは、OECD(経済協力開発機構 ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38ヶ国の先進国が加盟する国際機関)平均が67.3%、日本は87.4%です。
また、一人用ゲームで遊ぶ歯OECD平均が26.7%に対して、日本は47.7%

逆にEメールを使う、授業の後にネット閲覧して関係資料をみる、構内のウェブサイトを見て、学校からのお知らせを確認する、コンピュータを使って宿題をするは、日本の平均はわずか3%台、OECD平均は20%台です。

この数字から分かるように、日本の子どもは非常に閉じた空間内でデジタル機器を利用していることが分かります。
本来は外に向かって興味がわくはずの子どもたちが、身内の中ばかりで思考を巡らしているように見えます。
確かに、端末利用の危険な使い方はあります。
だから、端末利用の使い方をきちんと教えることが重要です。

藤本ジメイ


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